豊かな人間力を備えた「食のプロ」を目指して
 
「食」は生命の存続を保つエネルギーの源です。ですから「食」の字は「人」が「良」くなると書きます。また、医療も食事も健康保持に重要で、 その源は同じだということから「医食同源」と言われます。

「食のプロ」を目指す皆さんは心身を健全に保つとともに、社会生活に大きな影響を与える「食」の大切さを自覚して、 専門的に学び経験を積んで下さい。そして、自分の「食」に対する思いを具体的な形として創造できるように挑戦して下さい。

料理は「心とセンス」を含んだメッセージであると思います。食材の選び方から調理する段取り、技術、センスなど、 料理人としてのトータル的な人間力が表現されることになります。調理に打ち込み努力することで、豊かな人間力を培っていきます。 「豊かな心と確かな腕」によって丹精込めて作られた料理が、お客様に感動と生命力を与えることが出来るのです。 自分の好きな料理を通じて、社会のお役に立ち、人に喜ばれる調理師になって下さい。

自分の夢に向かって歩もうとしている皆さんに、「幸せ」と「辛い」についてお話します。 「辛」の初めに「一」を加えると「幸」になります。ですから「幸せ」と「辛い」は紙一重であるということです。 「一つ」のことを「一日一日」積み重ねて、努力を毎日継続できるかどうか。その「辛さ」から逃げるのではなく、「辛さ」を抱くことが 出来るかどうか。つまり、「辛抱」することが出来るかどうかということです。 何事につけ「辛抱が肝心」と言われる所以ではないかと思うのです。

21世紀の食文化を担う人になるため、「豊かな心と確かな技術を育む」をモットーとする本校から 「食のプロ」を目指して第一歩を踏み出して下さい
 
 
 
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